ソウルの美容外科にオンラインで相談するときの写真の撮り方:傷跡・鼻・たるみ・ボディ
やわらかく均一な自然光の中で、フラッシュ・メイク・アクセサリー・補正フィルターなしで、正面、左右45度、左右の横顔を同じ条件で撮るのが基本で、腕を伸ばした自撮りより、ほかの人に1.5mほど離れて撮ってもらう写真のほうが鼻の大きさを正確に写せます。傷跡は位置がわかる写真と接写を一緒に送り、へこんでいれば横から光を当てた写真を加えると役立ちます。写真で方向性は絞れますが、傷跡の硬さや深さ、軟骨や皮膚の厚さは対面の診察で確かめます。ソウルでの治療をご検討中なら、まず写真とご質問をお送りいただき、どの方法が合いそうか確認できます。
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写真を撮る前に守りたい5つの基本は?
海外からソウルのクリニックにご相談いただくとき、医師が最初に目にするのは送っていただいた写真です。写真が実際の見た目と違っていると、その写真をもとにしたご説明も実際とずれてしまうことがあります。傷跡でも、鼻でも、フェイスラインのたるみでも、まず守りたい基本は同じです。
- 光:直射日光の入らない明るい窓辺のように、やわらかく均一な光の中で撮ります。フラッシュはオフにします。
- 距離:腕を伸ばして撮る自撮りより、ほかの人に1.5mほど離れて撮ってもらう写真のほうが、顔の比率が変わりにくくなります。
- 向き:正面1枚では足りません。左右45度と左右の横顔を、同じ条件で加えます。
- 素顔:メイク、アクセサリー、メガネを外し、髪をまとめて耳とフェイスラインが見えるようにします。補正アプリ、フィルター、美肌モードはオフにします。
- 背景:無地の明るい壁の前で撮り、ほかの人や部屋の物が写り込まないようにします。
この5つは、クリニックで使う臨床写真の基準を、自宅のスマートフォンで撮りやすいように置き換えたものです。皮膚画像の国際的な共同研究グループ(ISIC)は、専門家の合意形成の手順を経て皮膚写真の標準を定めました。そのガイドラインは、光、背景の色、写す範囲、写真の向き、ピント、解像度、大きさの目安と色の補正を、そろえるべき項目として挙げています。1 形成外科の臨床写真をまとめた最近のレビュー(これまでの研究や実践を整理した論文)も同じ方向です。メイクとアクセサリーを外し、髪をまとめて顔全体と耳が隠れないようにし、無地の単色の背景を使うよう勧めています。2 同じレビューは、窓のない部屋で照明をそろえ、時間帯に関係なく同じ光で撮るよう勧めています。2 ご自宅にはそうした照明がないため、その代わりに直射日光の入らない窓辺のやわらかい光を使います。
写真カウンセリングでわかること、わからないことは?
写真カウンセリングの役割は、考えられる方向性を絞ることです。傷跡の位置・長さ・色、横から見た鼻のライン、フェイスラインのたるみのように目で見えるものは、写真でもかなりわかります。そのため、どの治療から検討するか、対面の診察で何を確かめるべきかを前もって整理できます。
ただし、写真は手で触れる診察の代わりにはなりません。これを確かめた研究があります。やけどの傷跡がある子ども12人の傷跡18か所に、評価者5人が直接見て、また写真でも点数をつけました。評価者どうしの一致度は、直接見たとき(級内相関係数0.71〜0.87)も写真のとき(0.72〜0.77)も良好な範囲でした。級内相関係数は評価がどれだけ似ているかを0〜1で表す値で、1に近いほど似ています。ところが、同じ傷跡を直接見た点数と写真で見た点数は、十分には一致しませんでした。3
つまり、同じ写真を見る人どうしの意見はそろっても、写真での評価は実際に見た評価とは同じではなかったということです。子どものやけどの傷跡だけを扱った小さな研究なので、すべての傷跡にそのまま当てはめることはできません。それでも、写真だけで治療方法や回数を決めない理由をよく示しています。きれいに写真を撮る目的は診察を省くことではなく、最初のカウンセリングを実際の状態にできるだけ近づけることです。
光はどこから当てればよいですか?
光の向きは、思った以上に多くのことを変えます。皮膚の凹凸は影として見えるからです。カメラ側から正面に光が入ると、へこみの底も壁も同じように明るくなり、凹凸が平らに見えます。スマートフォンのフラッシュがまさにこの光です。肌がテカって、白く飛んだ部分ができることもあります。
横から斜めに入る光は違います。へこみの片側の壁には影ができ、光に向いた壁は明るくなります。そのため、ニキビ跡や手術後にへこんだ傷跡のように高さが問題の傷跡は、横からの光で撮った写真のほうがよくわかります。逆に、影が濃いと色は見えにくくなります。赤い傷跡や茶色い跡のように色が問題なら、均一な光で撮った写真が必要です。
光の向きと傷跡の見え方
そこで傷跡は、2種類の光で撮っておくと役に立ちます。
- 色を見る写真:直射日光の入らない昼間に、明るい窓のほうを向いて撮ります。蛍光灯と黄色い電球が混ざると肌の色が違って見えるので、室内の照明は消すか1種類にそろえます。
- 凹凸を見る写真:窓を体の横にして立ち、傷跡に光が斜めに当たるように撮ります。へこんだ傷跡では特に役立ちます。
皮膚画像のガイドラインが、光をそろえるべき項目に挙げているのも同じ理由です。1 あとで変化を比べる写真なら、次も同じ場所、同じ時間帯の光で撮りましょう。
スマートフォンはどのくらい離せばよいですか?
顔、特に鼻のご相談でよくある失敗は、近すぎる距離で撮ることです。カメラが近いと、レンズに近い鼻先は大きく、遠い頬や耳は小さく写ります。これを遠近によるゆがみ(パースのゆがみ)といいます。
ある数理モデルの研究は、平均的な顔の寸法をもとに、距離によって顔の幅に対する鼻の幅がどう見えるかを計算しました。遠近のゆがみがない基準の像と比べると、約30cm(腕を伸ばした自撮りの距離)では、鼻が顔に対して男性で30%、女性で29%広く見えました。人物写真の標準的な距離である約1.5mでは、実質的に差はありませんでした。4
実際の写真で測った研究もあります。ボランティア30人がスマートフォンのインカメラで約30cmと45cmの距離から自撮りをし、約1.5mの距離から一眼レフカメラ(DSLR)で臨床写真を撮りました。鼻の長さは、30cmの自撮りで臨床写真より平均6.4%、45cmの自撮りで4.3%長く写りました。小鼻の付け根の幅そのものはほとんど変わりませんでしたが、顔の幅に対する小鼻の付け根の幅の比率は、30cmの自撮りと臨床写真のあいだで10.8%、45cmの自撮りと臨床写真のあいだで7.8%違っていました。5
この2つの研究は、測ったものが違います。計算の研究は顔の幅に対する鼻の幅を、実際の写真の研究は鼻の長さと、顔の幅に対する小鼻の比率を比べました。そのため、30%と6.4%を並べて、どちらの影響が大きいかを比べることはできません。それでも、近くで撮るほど顔に対して鼻が実際と違って見えるという方向は同じです。
距離で変わる鼻の見え方
この差は、鼻のご相談で特に大切です。自撮りの鼻が大きく感じられたなら、その一部は撮影距離のせいかもしれません。カウンセリング用の写真は、次のように撮ると安心です。
- ほかの人に頼んで、1.5mほど離れた場所から、顔の高さで撮ってもらいます。
- スマートフォンに望遠レンズ(2倍など)があれば、そのレンズで撮ります。望遠レンズは画面を切り取って拡大するのではなく、レンズで引き寄せて撮ります。2 望遠レンズがなければ、近づかずに離れて撮り、必要な分だけあとで切り取ります。
- お一人なら、スマートフォンを棚や三脚に顔の高さで立て、セルフタイマーを使います。
形成外科の臨床写真のレビューも、カメラを三脚に置き、撮る部位と同じ高さで、約1.5m離して撮るよう勧めています。2 傷跡の接写でも同じ考え方です。レンズを肌に近づけすぎるより、少し離れて望遠で寄るほうが形が変わりにくくなります。
正面だけでなく、45度と横顔が必要なのはなぜ?
顔は立体なので、一方向からでは見えないことがたくさんあります。正面では左右差と顔の幅がわかります。45度では頬と鼻先の立体感がわかります。横顔では鼻筋のライン、鼻と唇の角度、フェイスラインと首の輪郭がわかります。顔のご相談では、正面、左右45度、左右の横顔をそろえて送っていただくと、1枚だけよりずっと役に立ちます。
どの向きから撮る?
向きを変えるときは、首だけでなく体ごと回します。形成外科の臨床写真のレビューも、斜めと横の写真は頭と首だけでなく体全体を回して撮るよう勧めています。2 首だけをひねると、あごの下や首の見え方が変わることがあります。
頭の傾きも写り方を変えます。3人の正面と横顔を、頭と首の姿勢だけを変えて撮り、事前情報のない評価者20人に比べてもらった研究があります。首を反らせたり頭を前に出したりした写真では、フェイスラインがすっきりして、あごの下の肉が少なく見えるという判断で、評価者の多くが一致しました。研究者は、小さな姿勢の違いでも見た目が大きく変わるため、術前術後の写真では姿勢をそろえる必要があると結論づけています。6
わかりやすく言えば、あごを少し上げた写真は実際よりフェイスラインがよく見え、うつむいた写真はあごの下がふっくら見えることがあります。あごは床と水平にし、目線はまっすぐ前へ。唇は軽く閉じて、顔の力を抜きます。
部位ごとに、どんな写真を加えるとよいですか?
5つの基本に加えて、部位ごとにあると役立つ写真があります。
部位ごとに加えたい写真
1傷跡なら
位置がわかる写真と接写、へこんでいれば横から光を当てた写真を加えます
傷跡
2鼻なら
正面・45度・横顔に、下から見上げた写真と笑顔の横顔を加えます
鼻整形
3フェイスライン・頬・首のたるみなら
髪をまとめて耳の前と首を見せ、あごは水平にします
フェイスリフト
4ボディなら
立った姿勢で正面・横・後ろを撮り、顔は写さないようにします
ボディライン
傷跡
- 位置がわかる写真1枚:体のどこにある傷跡かわかるよう、少し広めに撮ります。
- 接写1枚:傷跡が画面の大部分を占めるように撮り、ピントが傷跡に合っているか確かめます。皮膚画像のガイドラインも、広い範囲の写真と接写を分けて扱っています。1
- 大きさの目安:定規やメジャーを傷跡の横に並べて撮ると、長さがわかりやすくなります。ガイドラインも、大きさの目安を標準の項目に入れています。1
- 2種類の光:色を見る均一な光の写真と、凹凸を見る横からの光の写真をそろえます。
- 動かすとつっぱるなら:笑う、口を開ける、腕を上げるといった動きで傷跡がつっぱるなら、その表情や動きの写真を加えます。
盛り上がった傷跡なら、ケロイドと肥厚性瘢痕の見分け方のガイドもあわせてご覧ください。
鼻
- 5方向:正面、左右45度、左右の横顔を、同じ距離と光で撮ります。
- 下から見上げた写真:鼻の穴、鼻柱(左右の鼻の穴のあいだの柱)、小鼻が見えるよう、あごを少し上げて下から撮ります。形成外科の写真のレビューも、鼻ではこの向きを別に挙げています。2
- 笑顔の横顔:笑うと鼻先が下がるかを見るには、大きく笑った横顔が役立ちます。理由は矢印鼻・垂れ鼻(鼻尖下垂)の矯正ガイドで詳しく説明しています。
- 他院修正の場合:以前の手術の前の写真があれば、一緒にお送りください。
顔のたるみ(フェイスライン・頬・首)
- 5方向:正面、左右45度、左右の横顔を撮ります。
- 髪をまとめる:耳の前と後ろ、フェイスライン、首が髪で隠れないようにします。
- あごは水平:あごを上げるとフェイスラインが実際よりよく見えることがあるので、床と水平にします。6
- 表情を1枚:ほうれい線や口元が気になるなら、笑顔の正面写真を加えます。
ボディ
- 立って撮る:足をそろえてまっすぐ立ち、正面、左右の横、後ろを撮ります。レビューも、体は正面・後ろ・両側を基本としています。2
- 腕の位置:腕を体から少し離し、ウエストラインが隠れないようにします。
- 顔は写さない:体の写真には顔が入らないよう、首から下、太ももまでのように必要な範囲だけを写します。2
- 服装:無地のシンプルな下着を着て、あとで比べる写真も同じ下着で撮ります。2
- 凹凸が気になるなら:脂肪吸引後のでこぼこのように高さが問題なら、横からの光の写真を加えます。
まとめると、次のとおりです。
| 部位 | 基本の写真 | 加えたい写真 | 撮るときの注意 |
|---|---|---|---|
| 傷跡 | 位置がわかる写真+接写 | 横からの光の写真、つっぱる表情・動き | 定規を横に、ピントは傷跡に |
| 鼻 | 正面・左右45度・左右の横顔 | 下から見上げた写真、笑顔の横顔 | 腕を伸ばした自撮りは避ける |
| 顔のたるみ | 正面・左右45度・左右の横顔 | 笑顔の正面、首が見える横顔 | 髪をまとめる、あごは水平 |
| ボディ | 立って正面・左右の横・後ろ | 気になる部分の接写、横からの光 | 顔を入れない、同じ下着 |
写真でわかること、対面診察が必要なことは?
上手に撮った写真でも、写らないものがあります。写真は表面を写し、診察は指先と動きで中の状態を確かめます。
写真でわかること
- 傷跡の位置・長さ・色・形
- 鼻の横顔のライン、鼻先の向き、左右差
- フェイスライン・頬・首のたるみ方
- 体の輪郭と左右差
- 表情・姿勢による変化(撮った場合)
対面診察で確かめること
- 傷跡の硬さ・厚み・深さ
- 傷跡の底が下の組織に癒着しているか
- 軟骨の弾力と鼻先の皮膚の厚さ
- 鼻の中の鼻中隔と呼吸
- つまんでわかる皮膚のゆるみと脂肪の量
- 以前の手術部位の組織の状態
たとえば同じ「へこんだ傷跡」でも、傷跡の底が下の組織に癒着して引き込まれているのか、組織が足りずにへこんでいるのかは、写真では見分けにくいものです。鼻も同じです。写真は鼻筋のラインを示しますが、そのラインをつくる骨と軟骨の状態や皮膚の厚さは、触れて鼻の中を見てはじめてわかります。顔のたるみも、皮膚がどれだけゆるんでいるか、脂肪がどれだけあるかを、手でつまんで確かめます。
先ほどの傷跡の評価の研究のように、写真での評価と直接見た評価は十分に一致しないことがあります。3 そのため、写真カウンセリングでのお話は「可能性のある方向性」として受け止め、最終的な計画はソウルでの対面診察の後に決まると考えてください。
送る前に、明るい光で撮った基本の5方向、部位ごとに加えた写真、これまでの経過を短く書いたメモがそろっているか確かめましょう。ソウルへの渡航を計画する前に、写真とご質問をメッセージでお送りいただけます。
写真と一緒に、何を伝えるとよいですか?
写真が「いまの状態」なら、一緒に送る文章は「どのようにここまで来たか」です。ボニータクリニックの施術ページには、分野ごとにカウンセリング前に伝えていただきたい内容が書かれています。
次のことも添えると、カウンセリングがより正確になります。
- 飲んでいる薬と持病
- 手術前の写真や傷跡ができた直後の写真など、変化を比べられる以前の写真
- 以前の手術を受けたクリニックや国、おおよその時期(記録がなくても、覚えている範囲で大丈夫です)
- いちばん変えたいことと、変えたくないこと
フィラーや異物は、成分がわからないことも多いものです。当院の異物除去のページでも、成分がわからなくても相談できるとご案内しています。
個人情報を守りながら送るには?
顔や体の写真は、とても繊細な個人情報です。米国の患者情報保護の基準を扱った形成外科のレビューは、本人とわかる臨床写真を守るべき健康情報とみなし、診療以外の目的(教育・出版など)に使うには別に書面の同意が必要だと整理しています。2 送る側でも、次の点に気をつけると、必要な情報だけを伝えられます。
- 必要な部位だけ:傷跡のご相談なら、傷跡とその位置がわかる範囲で十分です。一方、鼻や顔のたるみは顔全体の比率を見るので、顔が写っている必要があります。
- 体の写真に顔を入れない:レビューも、体の写真には顔が写らないように撮るよう勧めています。2
- 不要な情報は送らない:パスポート、身分証、カード番号など、相談に関係のない情報は送りません。以前の手術の記録を送るときも、個人の番号は隠します。
- 背景を確認:住所の書かれた郵便物、家族の顔、鏡に映ったほかの人が写り込まないようにします。
- ファイル名:写真のファイル名に氏名や生年月日を入れません。レビューがクリニックに勧めている原則ですが、送る側にも役立ちます。2
送った写真がどう使われ、どう保管されるか気になる場合は、ご相談のときに遠慮なくお尋ねください。
ボニータクリニックの考え方
ソウルで相談できる治療
ボニータクリニックは、ソウル市瑞草区江南大路565の3階、地下鉄7号線論峴(ノニョン)駅8番出口から徒歩約100mの場所にあります。1995年の開院以来同じ場所で、ブラジルの形成外科専門医であるチョン・グァンソプ代表院長が診療しています。このガイドの内容は、当院の施術ページの次の分野につながっています。
- 美容整形後の傷跡:鼻整形後(小鼻縮小の跡、シリコン抜去後の傷跡など)、フェイスリフト後(耳たぶの変形、切開の跡)、豊胸手術後の傷跡、プロテーゼやフィラー除去後のへこんだ傷跡。必要に応じて外科的な修復を先に行い、その後、必要なら複合レーザーで色と質感を整えます。
- 鼻の手術と修正:わし鼻・曲がった鼻・鼻先・下向きの鼻先の手術、小鼻縮小と鼻骨幅寄せ、プロテーゼ・鼻先・拘縮鼻の修正、プロテーゼの抜去。
- フェイスリフト:内視鏡を使い、SMAS(顔の皮膚の下で筋肉を覆う薄い膜の層)を引き上げます。首のしわまで引き上げるときは耳の後ろの切開を続けて使います。あごの脂肪吸引、幹細胞を含む脂肪注入、溶ける糸は、必要な場合にだけ加えます。
どれが合うかは診察の後に決まります。写真は、何から診るかを決める手がかりになります。
方法と費用は、なぜ人によって変わるのですか?
似たように見える写真を送った2人でも、必要な計画は大きく違うことがあります。写真は表面を写しますが、計画と費用は、表面の下で何が見つかるか、どこまで手を加えるかで決まります。
- 治療する部位と悩みの数
- 方法:手術・レーザー・組み合わせ
- 麻酔:局所・鎮静・全身麻酔
- 施術の回数や段階の数
- 初めての治療か、他院修正か
- 対面診察でわかる表面の下の状態
対面診察の後、最終的な計画と費用をご案内
そのため、最終的なお見積もりは、対面の診察で方法と範囲がはっきりしてからご案内します。写真で方向性は絞れても、範囲までは決められません。
海外から写真を送るとき:来院の計画と帰国後の写真
渡航前の写真カウンセリングは、何を質問し、どの治療を話し合うかを決めるのに役立ちますが、計画そのものはソウルでの最初の対面診察で確定します。何日滞在するか、抜糸の時期、通院の回数は、治療の種類と範囲によって変わるため、前もってお約束するのではなく、カウンセリングで一緒に決めます。流れは傷跡治療のためにソウルを訪れるときの日程ガイドで詳しく説明しています。
このガイドの撮り方は、帰国後も役に立ちます。同じ場所、同じ光、同じ距離と向きで日付入りの写真を撮っておくと、経過を見る医師が変化を比べやすくなります。術前術後の写真で姿勢をそろえる大切さを示した研究のとおりです。6 別のアルバムにまとめておくと、すぐに見つけられます。治療後に痛み、赤み、腫れ、出血が落ち着かずに強くなる場合は、写真を送るのを待たずに、お近くの医療機関を早めに受診してください。
同じ向きから撮った症例写真
ボニータクリニックの傷跡の施術ページに掲載している症例です。治療前と後を同じ向き、近い距離から撮っているため、同じ場所を並べて比べることができます。カウンセリング用の写真もこのようにそろえて撮っておくと、あとの変化を同じように比べられます。結果には個人差があります。

正面から撮った両目の目頭の傷跡(矢印)

横から斜めに撮った小鼻の小さなへこみ(矢印)

鼻の穴のふちが見えるよう、少し下から撮った鼻
※ 施術前後の写真は個人によって結果が異なります。副作用が生じる可能性があるため、医師と十分にご相談のうえご判断ください。
よくある質問
自撮りで送ってもいいですか?
送っていただいても、カウンセリングはできます。ただ、腕を伸ばして撮る自撮りでは、鼻が実際より長く大きく写ることがあります。45 鼻や顔の輪郭のご相談なら、ほかの人に1.5mほど離れて撮ってもらうか、スマートフォンをスタンドに立ててセルフタイマーで撮った写真のほうが正確です。傷跡の接写なら自撮りでもかまいませんが、ピントと光を確かめてください。
メイクをしたり、補正フィルターを使ったりしてもいいですか?
カウンセリング用の写真では使わないほうがよいでしょう。メイクは傷跡の色と境目を隠し、補正アプリや美肌モードは肌をなめらかにしたり顔の輪郭を変えたりします。形成外科の写真のレビューも、メイクとアクセサリーを外して撮るよう勧めています。2 スマートフォンの標準カメラで美肌機能がオンになっていないか、一度確かめてください。
写真だけで治療方法と回数を決められますか?
写真で方向性は絞れますが、決めることはできません。傷跡の硬さと深さ、軟骨と皮膚の厚さ、皮膚のゆるみの程度は、触れて動かしてみてはじめてわかります。写真で見た傷跡の評価と直接見た評価が十分に一致しなかったという研究もあります。3 そのため、方法と回数、回復のスケジュールは対面診察の後にご案内します。
以前の写真も送ったほうがいいですか?
はい、役に立ちます。手術前の写真、傷跡ができた直後の写真、以前に治療を受けたころの写真があれば、これまでの変化がわかります。撮った日付も添えてください。同じ向き・同じ姿勢で撮った写真どうしを比べてこそ、違いを正しく見ることができます。小さな姿勢の違いでも見た目が大きく変わることがあるためです。6
顔が写った写真を送るのに抵抗があります。
傷跡やボディのご相談なら、その部位と位置がわかる範囲だけで十分です。体の写真は、はじめから顔が写らないように撮るのが原則です。2 ただし鼻や顔のたるみは、顔全体の比率と左右差をあわせて見る必要があるため、顔が写った写真が必要です。抵抗がある場合は、まず文章でお悩みを伝えていただき、送る写真の範囲はやりとりの中で決めてもかまいません。
カウンセリング前に準備しておくとよいこと
- 5つの基本(光・距離・向き・素顔・背景)を守った写真
- 部位に合わせて加えた写真(傷跡の接写と横からの光、鼻の下からの写真、たるみの水平な横顔、ボディの正面・横・後ろ)
- 傷跡の原因とできた時期、これまでの治療や手術の種類とおおよその時期
- 飲んでいる薬と持病
- 変えたいことと、変えたくないこと
詳しくは、当院の美容整形後の傷跡のページ、鼻整形のページ、フェイスリフトのページをご覧ください。治療を始める時期は手術の傷跡、いつから治療を相談するとよいか、鼻の傷跡はレーザーで良くなるか、切除が必要か、たるみの種類はフェイスリフトのガイドをご参照ください。
参考資料 (6)
本文の説明の根拠となる資料です。研究結果は一般的な傾向であり、個人の結果を保証するものではありません。
- Finnane A, Curiel-Lewandrowski C, Wimberley G, et al. Proposed Technical Guidelines for the Acquisition of Clinical Images of Skin-Related Conditions. JAMA Dermatol. 2017;153(5):453-457.doi:10.1001/jamadermatol.2016.6214国際皮膚画像共同研究(ISIC)の合意に基づくガイドライン(抄録):光、背景の色、写す範囲、向き、ピントと被写界深度、解像度、大きさの目安と色の補正を標準化し、広い範囲の写真と接写を分けて案内
- Thornton SM, Attaluri PK, Wirth PJ, et al. Picture Perfect: Standardizing and Safekeeping Clinical Photography in Plastic Surgery. Aesthet Surg J Open Forum. 2024;6:ojae012.doi:10.1093/asjof/ojae012形成外科の臨床写真のレビュー(全文):メイク・アクセサリーを外す、髪をまとめる、無地の背景、三脚のカメラを部位と同じ高さで約1.5m、斜め・横は体ごと回す、鼻は下から見上げた写真、体は正面・後ろ・横で顔を入れず同じ下着、望遠レンズ、本人とわかる写真は米国基準で保護すべき健康情報で診療以外の利用は別の書面同意、ファイル名に氏名を入れない
- Simons M, Ziviani J, Thorley M, et al. Exploring reliability of scar rating scales using photographs of burns from children aged up to 15 years. J Burn Care Res. 2013;34(4):427-438.doi:10.1097/BCR.0b013e3182700054信頼性の研究(抄録):子ども12人のやけどの傷跡18か所を評価者5人が直接と写真で評価。評価者間の一致はどちらも良好(0.71〜0.87、0.72〜0.77)だが、直接と写真の評価の一致は許容水準に届かず(重い傷跡が少ない限界あり)
- Ward B, Ward M, Fried O, Paskhover B. Nasal Distortion in Short-Distance Photographs: The Selfie Effect. JAMA Facial Plast Surg. 2018;20(4):333-335.doi:10.1001/jamafacial.2018.0009数理モデル(全文):約30cm(12インチ)では、ゆがみのない基準より顔に対する鼻の幅が男性30%・女性29%広く見え、約1.5m(5フィート)では実質的に差がない
- Pressler MP, Kislevitz ML, Davis JJ, Amirlak B. Size and Perception of Facial Features with Selfie Photographs, and Their Implication in Rhinoplasty and Facial Plastic Surgery. Plast Reconstr Surg. 2022;149(4):859-867.doi:10.1097/PRS.0000000000008961ボランティア30人の断面的な比較(抄録):インカメラの自撮りで鼻の長さが12インチで6.4%、18インチで4.3%、5フィートの一眼レフの臨床写真より長く、小鼻の付け根の幅には有意な差なし。顔の幅に対する小鼻の付け根の幅の比率は12インチで10.8%、18インチで7.8%の差
- Sommer DD, Mendelsohn M. Pitfalls of nonstandardized photography in facial plastic surgery patients. Plast Reconstr Surg. 2004;114(1):10-14.doi:10.1097/01.prs.0000127791.31526.e2写真評価の研究(抄録):3人を首と頭の位置を変えて撮影し評価者20人が比較。首を反らせたり頭を前に出したりするとフェイスラインがすっきりし、あごの下が少なく見えるという判断で多くが一致し、姿勢の標準化が必要と結論
この記事について
この記事では、一般的な医学情報とボニータクリニックの診療方針を分けてご説明しています。判断は一人ひとりの状態によって変わるため、診察の代わりにはなりません。


