ソウルで傷跡治療、何日滞在すればいい?写真カウンセリングから抜糸までの日程
傷跡治療の日程は、最初から「何日」と決めるのではなく、自宅からの写真カウンセリング、ソウルでの対面診察、治療、抜糸と経過確認という順番で組み立てます。傷跡を切り取って縫い直す場合は治療と抜糸までがひとまとまりで、抜糸は顔ならふつう数日後、体なら1〜2週間後です。レーザーは数週間おきに何回かに分けることが多く、盛り上がった傷跡は間隔をあけて治療を繰り返しながら長く経過を見ます。そのため何回通う必要があるかは、傷跡の種類・深さ・部位と方法によって異なり、実際の日程は対面診察の後に治療範囲と回復に合わせて一緒に決めます。ご自分の傷跡がどのくらいの日程になりそうか気になる方は、渡航の計画を立てる前に写真とご検討中の日程をお送りください。
ご自身の場合が気になる方は LINEで写真相談 →

傷跡治療の日程は、なぜ最初から「何日」と決めにくいのですか?
傷跡治療のためにソウルへの渡航を考える方が最初に気にされるのは、「何日滞在すればいいですか?」ということです。航空券やお休み、宿泊を前もって手配する必要があるので、当然の疑問です。ただ、傷跡治療は写真では似て見える傷跡でも、日程が大きく変わります。主な理由は三つあります。
- 傷跡の種類が違います。 まだ赤い新しい傷跡、幅が広がった傷跡、下に引き込まれてへこんだ傷跡、盛り上がった傷跡では、最初に選ぶ方法がそれぞれ違います。
- 方法ごとに時間の単位が違います。 傷跡を切り取って縫い直す場合(切除・縫合)は、抜糸の日までがひとまとまりです。レーザーは数週間おきに何回かに分けることが多く、盛り上がった傷跡は数か月かけて治療を繰り返しながら経過を見ます。
- 抜糸の時期は部位によって違います。 顔は体より抜糸が早いことが多く、一般的な例では顔は数日、体は1〜2週間ほどです(部位によって異なります)。1
ボニータクリニックの診療案内にも、回復期間と通院日程は施術の範囲と個人の状態によって異なると記載しています。そのためこのガイドでは「決まった日数」はお伝えしません。その代わりに、日程を決める順番と、それぞれの段階で何を確認するかを説明します。数字は根拠のある一般的な医学情報だけを脚注とともに載せています。実際の日程は、診察の後に治療範囲と回復に合わせて一緒に決めます。
相談から帰国後まで、全体の流れはどうなりますか?
ひとことで言うと、まず自宅から写真でカウンセリングを受け、ソウルで対面の診察を受けてから治療します。抜糸と傷の状態を確認して帰国し、その後は自宅で経過を見ながら、次の来院が必要かどうかを決めます。
傷跡治療のためのソウル来院の流れ
- 渡航前写真と傷跡の経緯でまず相談
- ソウル初回来院対面診察で方法と順番を決める
- 治療切除・縫合、レーザー、注射など
- 抜糸・経過確認切除した場合は抜糸と傷の確認
- 帰国後つっぱりを減らす・紫外線対策・日付入り写真
- 次の来院色・キメ・高さを見て必要なときに
それぞれの段階には答えるべき問いがあります。
- 渡航前:どんな種類の傷跡で、診察で何をさらに確認すべきか?
- 初回の対面診察:触ったり動かしたりするとどんな状態か?どの方法をどの順番で使うか?
- 治療と抜糸:今回の来院でどこまで行い、抜糸はいつか?
- 帰国後:自宅で何をケアし、次の治療が必要かはいつ判断するか?
渡航前の写真カウンセリングで、何がわかりますか?
写真カウンセリングは日程を考える出発点です。写真でも傷跡の位置、長さ、色、形、数はかなりよくわかります。そのため「レーザーから考える傷跡か、切除を検討する傷跡か」といった方向性はある程度しぼることができます。
一方で、写真に写らないことも多くあります。傷跡が硬いか、厚いか、表情を動かしたときにまわりの皮膚を引っぱるかは、実際に触って動かしてみないとわかりません。傷跡の底が皮膚の下の組織にくっつき、内側へ引き込まれている状態を癒着といいます。癒着があるか、どのくらい深いかも診察で確認します。同じ傷跡でも光の当たり方で深く見えたり浅く見えたりするため、写真の影だけで深さを決めるのは難しいのです。
写真でわかること
- 傷跡の位置と長さ
- 色:赤み・茶色・白っぽさ
- 形:線・幅の広い帯・へこみ・盛り上がり
- 傷跡の数
- 角度による見え方
対面診察が必要なこと
- 触ってわかる硬さと厚み
- 動いたときのつっぱり
- 深い組織との癒着
- 実際の深さと失われたボリューム
- まだ活動期か、落ち着いているか
写真と一緒に教えていただくと、カウンセリングがより正確になる情報があります。ボニータクリニックの診療案内でも、傷跡ができた原因(ニキビ・手術・事故)と時期、これまでに受けた治療を教えていただくようお願いしています。
- 傷跡ができた原因と時期(手術の傷跡なら手術名と日付、手術を受けたクリニック)
- これまでの治療:レーザー、注射、シリコン製品、テープ、他院修正を含む再手術
- 傷跡が最初の傷より大きくなったり盛り上がったりしたか、かゆみや痛みはあるか
- ご本人やご家族にケロイドができたことがあるか
- ソウルに滞在できる期間と、もう一度来られる時期
最後の項目は思いのほか大切です。同じ傷跡でも、滞在できる期間によって今回の来院で行うことと、次の来院に分けることが変わるからです。
参考になる写真:明るい自然光か均一な照明の下で、メイクをせず、正面と横から、全体と近くの両方を撮ってください。笑ったり話したりすると傷跡がつっぱる場合は、その表情の写真も添えてください。写真と傷跡の経緯、ご検討中の日程を添えてメッセージでお送りいただけます。
ソウルでの対面診察は、なぜ欠かせないのですか?
写真で方法の候補をしぼった後でも、実際の計画は対面診察で決まります。診察では次のことを確認します。
- 硬さと厚み: 触って硬く厚い場合、中で炎症が続いている「活動期」の傷跡のことがあります。
- つっぱり: 口を開けたり笑ったりしたときに、傷跡がまわりの皮膚を引っぱるかを見ます。
- 癒着とボリューム: 傷跡を軽く押して、下の層にくっついていないか、ボリュームが失われてへこんでいないかを確認します。
- 色とキメ: 赤みなのか茶色の色素なのか、表面がでこぼこしていないかを見ます。
- できた経緯: どの手術をいつ受けたかがわかると、切開の方向や傷跡の原因を判断する手がかりになります。
まれに、傷跡のように見えても実際は別の皮膚のできものであることがあります。瘢痕・ケロイド治療研究会(JSW)の2018年コンセンサス文書(専門家が根拠をもとにまとめた推奨)は、典型的な傷跡と見た目が違い腫瘍が疑われる場合には、治療の前に生検(組織を少し取って顕微鏡で調べる検査)を検討するよう勧めています。2
診察した日にそのまま治療まで行えるかは、傷跡の状態と準備の内容によって異なります。写真カウンセリングの段階で確認しておくと、旅程を組みやすくなります。
傷跡を切り取って縫い直す場合、抜糸はいつですか?
幅が広がったりへこんだりした傷跡や、向きが不自然な傷跡は、傷跡の帯を切り取って縫い直す方法(切除・縫合)を検討します。ボニータクリニックの診療案内では、顔の整形傷跡の外科的修復は局所麻酔または静脈麻酔で行い、日帰りで、後日抜糸が必要です。麻酔の方法とダウンタイムは範囲と個人の状態によって異なります。
切除は傷跡を消す方法ではなく、幅の広い傷跡やへこんだ傷跡を、より細い新しい縫合線に置き換える方法です。傷跡の帯を両端がとがった形(紡錘形)に取り除くため、新しい線はもとの傷跡より少し長くなることがあります。つっぱりの強い場所では、傷跡が再び厚くなったり盛り上がったりすることがあります。2 そのため皮膚の内側の縫合で傷にかかるつっぱりを減らし、手術後もテープで支えます。23 ボニータクリニックの診療案内にもあるとおり、手術後に出血・感染・炎症などの副作用が起こることがあります。
切除をする場合、日程の基準になるのは抜糸の日です。米国の家庭医向け学術誌に載った創傷縫合の総説は、部位ごとの抜糸時期を次のようにまとめています。この時期は臨床試験ではなく、専門家の意見と経験にもとづくものと明記されています。1
| 部位 | 抜糸の時期(一般的な例) |
|---|---|
| 顔 | 3〜5日 |
| 頭皮・腕 | 7〜10日 |
| 体幹・脚・手足 | 10〜14日 |
| 手のひら・足の裏 | 14〜21日 |
わかりやすく言うと、顔の傷跡は数日以内に、体の傷跡は1〜2週間後に抜糸することが多いということです。ただしこの表は創傷縫合全般の一般的な例です。実際の日付は部位、縫合の方法、傷の状態を見て決めます。
抜糸したら、傷はもう完全に治っていますか?
いいえ。同研究会のコンセンサス文書は、真皮(皮膚の表面の下にある厚い層)は手術後3か月ごろになってようやく元の強さの約80%を取り戻すと説明しています。そのためケロイドや肥厚性瘢痕を切除するときは、皮膚の内側の縫合に3か月以上強さが保たれる糸を使うよう勧めています。2 つまり抜糸して帰国した後も、数か月は傷が引っぱられないよう気をつける必要があります。
国際的な傷跡ケアの指針も同じ方向です。手術直後の早い時期の傷跡には、つっぱりを減らすこと、テーピング、保湿、紫外線から守ることを勧め、シリコンシートやジェルを肥厚性瘢痕・ケロイドの予防と治療でまず用いる方法としています。3 ですから切除を受けるなら「抜糸まで」だけでなく、「帰国後数か月のケア」まで含めて予定を立てておくと安心です。
レーザーは、なぜ数週間おきに分けて受けるのですか?
赤み、色、表面のキメが問題の傷跡では、レーザーが治療の中心になります。13か国26名の皮膚科・形成外科の専門家による2020年の国際的な合意文書は、レーザーを外傷による傷跡と拘縮(傷跡が縮んで動きを妨げる状態)の治療で最初に検討する治療のひとつと位置づけました。5
レーザーは一度で終えるより、何回かに分けて受けることが多い治療です。けがをしてから3か月以内にレーザーを始めた研究25件を集めたシステマティックレビュー(決まった方法で関連研究を漏れなく集めた研究)があります。そのうち18件では、レーザーを2〜4回、2〜8週間の間隔で行っていました。4 同研究会のコンセンサス文書でも、赤い傷跡に使う血管レーザーは以前の方法では4〜8週間ほどの間隔で2〜4回行っていたとまとめています。2 わかりやすく言うと、これらの研究ではレーザーを「数週間休んでまた」と何度か繰り返していました。ただしこの数字は、傷ができて間もない傷跡の研究と、以前の血管レーザーの方法の例です。古い傷跡やレーザーの種類によって、間隔や回数は変わることがあります。それでも分けて受けることが多いため、短い滞在1回ですべてを終えるのは難しいことが多いのです。
間隔をあけるのには理由があります。
- レーザーを当てた皮膚が回復し、新しい組織が落ち着く時間が必要です。
- 赤みには血管レーザー、キメやでこぼこにはフラクショナルレーザー(皮膚にごく細い柱状に熱を加えるレーザー)というように、種類を分けて使うことが多いです。ケロイド・肥厚性瘢痕では、2種類を組み合わせるほうが1種類だけより効果的だとする整理もあります。2
- アジア人の肌では、レーザーの後に一時的に色が濃くなる炎症後色素沈着がよく知られた副作用です。中国人37名のフラクショナルレーザー119回を分析した研究では、設定によって広い範囲の色素沈着が起きた割合が7.1%と12.4%でした(2つの設定の差は統計的に明らかではありませんでした)。6 そのため次の施術の前に、色が落ち着いたかを確認します。
ボニータクリニックでは、フラクショナルレーザー、CO2レーザー、ピコレーザー、血管レーザー、高周波マイクロニードルの中から、傷跡の状態に合わせて組み合わせます。機器ひとつひとつについての研究は限られているため、上の数字は同じ種類のレーザーの一般的な根拠としてお読みください。傷跡とレーザーの種類ごとの回数と間隔は、ソウルで受ける傷跡レーザー:何回、何週間おきに受けるのかで詳しく説明しています。
何回通えばいいかは、なぜ傷跡ごとに違うのですか?
同じ頬の傷跡でも、形によって最初の方法と通院のリズムが変わります。下の4枚は、同じ人の同じ場所の傷跡を、状態だけ変えて描いたものです。
傷跡の形で変わる通院のリズム
1まだ赤い細い傷跡なら
レーザーで赤みとキメを整え、数週間おきに分けて受けることが多いです
レーザー
2幅が広がってへこんだ傷跡なら
傷跡の帯を切り取って縫い直す方法を検討します。抜糸の日まで日程に入れます
切除・縫合
3下に引き込まれてへこんでいるなら
癒着した組織をはがして埋め、落ち着くのを見て次の段階を決めます
癒着剥離・充填
4厚く盛り上がった傷跡なら
注射やレーザーを間隔をあけて繰り返し、再発を長く見守ります
ケロイド・肥厚性瘢痕
通院の分かれ方を時間の流れに並べると、違いがよりはっきりします。
- 赤い新しい傷跡: レーザーを数週間おきに分けることが多く、通院が何回かに分かれます。4 一度に強く当てるより、間隔をあけるのが一般的です。
- 広がった傷跡: 切除・縫合をすると、抜糸の日までがひとまとまりです。顔は数日、体は1〜2週間ほどが目安です。1 残った色やキメは、傷跡が落ち着いてから別に判断します。
- へこんだ傷跡: 引き込んでいる組織をはがし(癒着剥離)、失われたボリュームを埋めた後、落ち着くのを見て次の段階を決めます。詳しくは顔のへこんだ傷跡ガイドにまとめています。
- 盛り上がった傷跡: 次の項目のように、間隔をあけて繰り返しながら長く見守ります。
盛り上がった傷跡は、なぜ日程が長くなるのですか?
赤く硬く盛り上がった傷跡のうち、もとの傷の範囲内にとどまるものを肥厚性瘢痕、範囲を越えて横に広がるものをケロイドと呼びます。2 同研究会のコンセンサス文書は、ケロイドを手術で切り取るだけだと50〜80%で再発するとまとめています。2 そのため、どの患者さんでも体への負担が最も少ない方法から始めるよう勧めています。2
ボニータクリニックの熱傷・ケロイド治療では、ケロイドを切除だけで済ませず、レーザーや注射治療と組み合わせます。一度の施術で終わる治療ではないため、間隔をあけて経過を見ながら方法を変えていきます。海外からいらっしゃる方の場合、初回の来院で傷跡の種類を確認して最初の治療を始め、反応に合わせて次の来院時期を決める進め方が現実的なことが多いです。毎回同じ角度で撮り、日付を記録した写真は、次の診察で変化を比べるのに役立ちます。
ケロイドとやけどの傷跡の治療は、ケロイド・盛り上がったやけどの傷跡ガイドで詳しく説明しています。
ソウルで相談できる治療の選択肢
ボニータクリニックは1995年の開院以来同じ場所で診療しており、ブラジル形成外科専門医のチョン・グァンソプ代表院長が開院当初から診療しています。形成外科と傷跡の修復に携わって31年になります。以下は当院の傷跡治療ページに記載している内容で、どれが必要かは診察の後に決まります。
- 顔の整形傷跡の外科的修復: 小鼻縮小、フェイスリフト、二重切開などの後に残った傷跡を、もとの切開がどこにどう入ったかから確認します。顔の整形傷跡
- へこんだ傷跡・切開の傷跡: 傷跡を下から引っぱる組織をはがし、脂肪移植を含めてボリュームを埋め、表面を整えます。顔の陥凹・切開傷跡
- 事故の傷跡: 外科的な傷跡除去と美容的な傷跡治療を組み合わせます。事故の傷跡
- ケロイド・盛り上がった傷跡: 手術、レーザー、注射を組み合わせ、間隔をあけて経過を見ます。熱傷・ケロイド治療
- 複合レーザー: 赤み、色素、キメのどれが主な問題かに合わせて選びます。
計画と費用は、なぜ人によって違うのですか?
同じ「頬の傷跡」でも、必要な治療は大きく異なることがあります。計画、ひいては費用を左右するのは、傷跡の種類と治療の範囲です。
- 傷跡の種類:赤い・広い・へこみ・盛り上がり
- 大きさ・数・部位
- 方法:切除・はがして埋める・レーザー・注射
- 麻酔:局所麻酔または静脈麻酔
- 必要な施術回数と来院回数
- その部位の過去の手術や治療
対面診察の後に最終的な計画とお見積り
最終的なお見積りは、対面診察で傷跡の種類と治療範囲がはっきりしてからご案内します。写真は候補をしぼる助けになりますが、治療の範囲は診察で決まります。
帰国後は、何をケアすればいいですか?
傷跡は治療した日で変化が止まるわけではなく、色や硬さが数か月かけて変わっていきます。国際的な傷跡ケアの指針は、早い時期の傷跡に次のケアを勧めています。3
- つっぱりを減らす・テーピング: 傷の両側が引っぱられないよう、案内された期間テープで支えます。
- シリコンシート・ジェル: 肥厚性瘢痕とケロイドの予防・治療でまず用いる方法として広く使われています。
- 保湿と紫外線対策: 指針は、早い時期の傷跡組織をうるおいのある状態に保ち、紫外線から守るよう勧めています。レーザーを受けた場合は色素沈着が起こることがあるため、さらに気をつけます。6
あわせてしておくと役立つこと:
- 同じ場所・同じ光・同じ角度で、日付を記録して写真を撮っておきます。次の診察で変化を比べやすくなります。
- 受けた治療の種類と日付をメモしておきます。どの医療機関で診察を受けても、次の計画の助けになります。
- 傷のまわりの赤み、痛み、腫れ、浸出液がだんだん強くなる、または傷が開いた場合は、様子を見ずに近くの医療機関を受診してください。
- 傷跡がだんだん厚くなったり、かゆみが強くなったりする場合は、次の来院時期を早めるか相談するとよいでしょう。
傷跡が時間とともにどう変わるかは、手術跡の治療時期ガイドにまとめています。
ボニータクリニックの考え方
症例写真
ボニータクリニックの顔の傷跡の診療ページに掲載している症例です。写真だけでは治療方法や経過期間がわからないため、見えている様子だけを記載しています。結果には個人差があります。

下唇の下から顎のほうへ斜めに残った線状の傷跡

額に横にへこんだ短い線状の傷跡

上まぶたの二重のラインに沿って残った傷跡
※ 施術前後の写真は個人によって結果が異なります。副作用が生じる可能性があるため、医師と十分にご相談のうえご判断ください。
よくある質問
1回の渡航で治療を終えられますか?
傷跡と方法によって異なり、何回かに分けて通うことも多いです。切除・縫合は治療と抜糸までがひとまとまりで、抜糸は顔ならふつう数日後、体なら1〜2週間後です。1 一方、レーザーや盛り上がった傷跡の治療は数週間から数か月に分けることが多いため24、複数回の来院を前提に考えるほうが現実的です。初回の診察で、今回行うことと次に分けることを一緒に決めます。
抜糸の前に帰国してもいいですか?
切除を受けた場合は、抜糸と傷の確認が終わるまでソウルに滞在する日程をおすすめします。抜糸の日には、傷がしっかりくっついたかもあわせて確認するためです。部位によって抜糸の時期が違うため1、帰国日がすでに決まっている場合はカウンセリングで先にお知らせください。
帰国後、レーザーを地元で続けて受けてもいいですか?
続けられる場合もありますが、まず同じ種類のレーザーかどうかと、前回の施術の後に色が落ち着いたかを確認する必要があります。アジア人の肌はレーザーの後に一時的に色が濃くなることがあるためです。6 どこで続けるにしても、これまでに受けた治療の種類と日付、日付入りの写真があると、次の計画を立てる助けになります。
まだ新しい傷跡ですが、今ソウルに行っても早すぎませんか?
傷の治り具合によって異なります。けがをしてから3か月以内にレーザーを始めた研究では、おおむね傷跡に良い効果が見られましたが、いつもはっきりした差が出たわけではなく、質の高い研究がさらに必要とまとめられています。4 傷跡を切り取って縫い直す切除は、傷跡がある程度落ち着いてから検討することが多いです。時期については手術跡の治療時期ガイドもご覧ください。
写真だけで治療方法と回数を決めてもらえますか?
写真では位置、長さ、色、形を見て方向性をしぼることができます。しかし硬さ、厚み、つっぱり、癒着、深さは対面診察で確かめる必要があります。そのため方法と回数は診察の後に決めます。
カウンセリングの前に準備しておくとよいもの
- 傷跡全体と近くから撮った写真(明るい場所で、メイクなしで、正面と横から)
- 表情を動かすと傷跡がつっぱる場合は、その表情の写真
- 傷跡ができた原因と時期、手術の記録があればその内容
- これまでに受けた治療の種類と日付
- ソウルに滞在できる日程と、もう一度来られる時期
- 服用中の薬と持病
ボニータクリニックは、ソウル市瑞草区江南大路565 3階、地下鉄7号線論峴(ノニョン)駅8番出口から徒歩約100mの場所にあります。診療の流れは顔の整形傷跡、顔の陥凹・切開傷跡、事故の傷跡、熱傷・ケロイド治療のページでご覧いただけます。傷跡の種類ごとの治療は、顔のへこんだ傷跡ガイド、事故の傷跡ガイド、ケロイド・盛り上がったやけどの傷跡ガイドに、レーザーの回数と間隔はソウルで受ける傷跡レーザー:何回、何週間おきに受けるのかにまとめています。
参考資料 (6)
本文の説明の根拠となる資料です。研究結果は一般的な傾向であり、個人の結果を保証するものではありません。
- Forsch RT, Little SH, Williams C. Laceration Repair: A Practical Approach. Am Fam Physician. 2017;95(10):628-636.創傷縫合の総説(全文):部位ごとの抜糸時期の目安(顔3〜5日、頭皮・腕7〜10日、体幹・脚・手足10〜14日、手のひら・足の裏14〜21日)。臨床試験ではなく専門家の意見と経験にもとづくと明記
- Ogawa R, Akita S, Akaishi S, et al. Diagnosis and Treatment of Keloids and Hypertrophic Scars-Japan Scar Workshop Consensus Document 2018. Burns Trauma. 2019;7:39.doi:10.1186/s41038-019-0175-y瘢痕・ケロイド治療研究会のコンセンサス文書(全文):真皮は術後3か月ごろに元の強さの約80%に戻るため、長く強さを保つ皮下縫合を推奨、ケロイドは傷の範囲を越えて広がり手術だけでは50〜80%再発、侵襲の少ない方法から、血管レーザーは以前の方法で4〜8週おきに2〜4回、血管レーザーとフラクショナルレーザーの併用、腫瘍が疑われれば生検
- Monstrey S, Middelkoop E, Vranckx JJ, et al. Updated scar management practical guidelines: non-invasive and invasive measures. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2014;67(8):1017-1025.doi:10.1016/j.bjps.2014.04.01124名の国際的専門家による傷跡ケア指針(要旨):つっぱりを減らす、テーピング、保湿、早い時期の傷跡の紫外線対策、シリコンシート・ジェルを肥厚性瘢痕とケロイドの予防・治療でまず用いる方法とし、侵襲的な修正は後の段階に
- Karmisholt KE, Haerskjold A, Karlsmark T, et al. Early laser intervention to reduce scar formation - a systematic review. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2018;32(7):1099-1110.doi:10.1111/jdv.14856受傷後3か月以内に始めたレーザー研究25件のシステマティックレビュー(要旨):18件が2〜4回・2〜8週間隔、おおむね効果があったが常に統計的に明らかではなく、質の高い研究がさらに必要
- Seago M, Shumaker PR, Spring LK, et al. Laser Treatment of Traumatic Scars and Contractures: 2020 International Consensus Recommendations. Lasers Surg Med. 2020;52(2):96-116.doi:10.1002/lsm.2320113か国26名の専門家による修正デルファイ法の合意(要旨):レーザーは外傷による傷跡と拘縮でまず検討する治療であり、血管・フラクショナルレーザーや有色肌への配慮を含む25の推奨
- Chan HH, Manstein D, Yu CS, et al. The prevalence and risk factors of post-inflammatory hyperpigmentation after fractional resurfacing in Asians. Lasers Surg Med. 2007;39(5):381-385.doi:10.1002/lsm.20512中国人37名のフラクショナルレーザー119回の後ろ向き研究(要旨):アジア人ではレーザー後の炎症後色素沈着がよく見られる。2つの設定で広い範囲の色素沈着が7.1%と12.4%、差は有意でない
この記事について
この記事では、一般的な医学情報とボニータクリニックの診療方針を分けてご説明しています。判断は一人ひとりの状態によって変わるため、診察の代わりにはなりません。


