傷跡・再建センタービューティー・整形センター

ソウル市瑞草区江南大路565 3階 ボニータクリニック
平日 09:00-18:00 · 火 10:00-18:00 · 土 09:00-15:00

傷跡回復と日常生活

ソウルで傷跡レーザー治療:何回、どのくらいの間隔で受ける?

傷跡のレーザーは通常1回では終わらず、数週間から数か月の間隔をあけて数回に分けて受けます。レーザーでできた微細な傷は表面では1週間ほどでふさがりますが、内側でコラーゲンが組み直される過程は数か月にわたって続くとされているためです。研究では、赤い傷跡に使う血管レーザーは4週間隔で数回照射され、くぼんだ傷跡に使うフラクショナルレーザーは1か月間隔と3か月間隔で改善の程度が同程度でした。回数はあらかじめ決まった数字ではなく、毎回の変化を見て決めます。変化が止まったときや深いくぼみが主な問題のときは、同じレーザーを足すより別の方法を検討します。ソウルでの治療をお考えなら、傷跡の写真とこれまでの治療歴をお送りいただければ、どのような計画が合いそうかご案内します。

同じ人の頬を描いたイラスト4枚:赤い線状の傷跡、茶色い跡、浅く広いくぼみ、狭く深いくぼみ。カードごとに主に検討するレーザーや方法を記載。

傷跡のレーザーは、なぜ1回で終わらないのですか?

傷跡治療によく使われるフラクショナルレーザーは、肌全体を一度に削ったり焼いたりしません。とても細い光で、肌に小さな柱状の傷を密に作り、柱と柱の間の皮膚はそのまま残します。「フラクショナル」とは、このように肌を細かく分けて一部だけを治療するという意味です。残した皮膚が回復の足場になるため、表面全体を削るレーザーより回復の負担が少なくなります。5 その代わり1回で治療するのは肌の一部なので、後でご紹介する研究でも数回に分けて治療しています。2

この小さな傷がどのように治るのかは、米国の研究チームが12人の腕の皮膚を組織検査で調べた結果からわかります。非蒸散型(ノンアブレイティブ)フラクショナルレーザー(肌の表面を削らず、熱だけで柱を作るレーザー)を1回照射し、3か月にわたって何度か組織を採取して観察しました。1

  • 24時間で、表皮(肌のいちばん外側)のいちばん下の層が再びつながりました。
  • 7日で表皮は完全に回復しました。色素を含むごく小さなかさぶたも1週間以内に剥がれ落ちました。
  • 1日目から熱による損傷に反応するたんぱく質が現れ、7日目には真皮(肌の内側)で新しいコラーゲン(肌を支える線維)が増えていることが確認されました。研究チームはこれを、傷の回復反応が起きている証拠とみています。
  • 研究チームは3か月まで観察し、その時点で硬い瘢痕組織は残っていませんでした。1

表面は1週間ほどでふさがりますが、内側の変化はそれより長く続きます。傷がふさがった後、コラーゲンが組み直される成熟の過程は、通常数か月にわたって続くとされています。4 傷跡のレーザーを「間隔をあけて何回か」受ける理由はここにあります。1回の治療で起きた変化が落ち着く時間をとり、次の回で少しずつ積み重ねていく考え方です。

レーザー後、肌が回復するまでの時間

非蒸散型フラクショナルレーザーを1回照射した後の組織を調べた研究1をもとに簡略化した図です。図の柱はレーザーの熱でできた微細な損傷の柱を簡略化して表したもので、コラーゲンが数か月かけて組み直される流れは傷の回復過程についての説明4に基づきます。次の回の時期は、くぼんだニキビ跡に蒸散型フラクショナルレーザーを1か月と3か月の間隔で比べた研究2に基づきます。蒸散型レーザーや傷跡の組織では回復の速さが異なることがあります。

ただし、この研究は肌を削らないレーザーを健康な腕の皮膚に1回使った結果です。表面を削る蒸散型(アブレイティブ)レーザーを使う場合や、傷跡の組織では回復の速さが異なることがあります。そのため次の回は、カレンダーの日付だけで決めず、肌が実際に回復しているかを確かめてから決めます。

傷跡の種類によって使うレーザーは違いますか?

はい、違います。傷跡が目立つ理由が「色」なのか「凹凸」なのかによって、使うレーザーの系統が変わります。系統が変われば、回数と間隔を決める考え方も変わります。

  • 赤い傷跡:傷跡の中に増えた細い血管のために赤く見えます。血液の赤い色素(ヘモグロビン)に吸収される光を使う血管レーザー、代表的にはパルス色素レーザーを使います。蒸散型レーザーより一般にリスクが低いとされる一方、光が届く深さは浅めです。4
  • 茶色い跡:炎症やけがの後に色素が残った状態です。アジア人の肌では、フラクショナルレーザー後にかえって茶色く濃くなること(炎症後色素沈着)が最も多い副作用のため、強さと間隔を慎重に決めます。5 ボニータクリニックでは、こうした跡に機器リストのピコレーザー(色素・傷跡の痕向け)を検討します。色素向けレーザーの間隔を直接比べた研究はこの記事では扱っていないため、間隔は診察で肌の反応を見て決めます。
  • 浅いくぼみ・きめの粗さ:フラクショナルレーザーで肌の内側のコラーゲンを作り直し、きめと凹凸を整えます。
  • 狭く深いくぼみ、底が下に引っ張られた傷跡:原因がレーザーの届く深さより下にあります。レーザーだけでは影が残りやすいため、底を持ち上げたり癒着をほぐしたりする治療を先に考えます。

傷跡が目立つ理由によってレーザーが変わります

  • 1線状の傷跡が赤く残っているなら

    血管レーザーを数週間おきに分けて受け、赤みが引いていくかを見ます

    血管レーザー

  • 2茶色い跡が残っているなら

    色が濃くならないよう強さと間隔を慎重に決め、紫外線対策も併せて行います

    ピコレーザー

  • 3浅く広いくぼみで、きめが粗いなら

    フラクショナルレーザーを間隔をあけて数回に分け、きめと凹凸を整えます

    フラクショナルレーザー

  • 4狭く深いくぼみや、底が引っ張られているなら

    回数を増やすより、底を持ち上げたり癒着をほぐす治療を先に考えます

    パンチ・癒着剥離

状態を示す図で、治療後の姿ではありません。1つの傷跡に複数の状態が混ざることが多く、実際の計画は診察で確認してから決めます。

実際には、1つの傷跡に2〜3つの状態が混ざっていることがよくあります。たとえば手術の傷跡が赤く、しかも少しくぼんでいることもあります。そのような場合は、何から扱うかの順番を決め、系統の違うレーザーを分けて使うこともあります。レーザーを何度受けてもニキビ跡が変わらない理由は、ニキビ跡のレーザーガイドで別にまとめています。

赤い傷跡:血管レーザーは何週間おきに、何回くらい受けますか?

血管レーザーの回数と間隔を直接調べた研究は多くありません。その中でよく引用される米国の比較研究では、胸の中央を切開する手術の後に赤く盛り上がった傷跡10か所を、それぞれ4つの区画に分けました。3つの区画は強さの異なるパルス色素レーザーで治療し、1つの区画は比較のために治療せずに残しました。レーザーは4週ごとに計6回照射し、32週間経過を見ました。3

  • レーザーを照射した区画はいずれも、傷跡の高さ・赤み・硬さが改善しました。
  • 強さを上げても良くなるわけではなく、むしろ弱めの設定のほうがやや良い傾向がありました。
  • 目で見てわかる変化は、2回を超えて受けた後の16週ごろから見られました。
  • 2回より多く受けたほうが、傷跡が改善する程度は大きい傾向がみられました。3

この結果からすると、血管レーザーは1〜2回で判断するには早いといえます。4週前後の間隔で何回か受けてから、ようやく変化が見え始めることがあります。ただし研究者自身も、適切な強さ・回数・間隔はまだ経験に頼る部分が大きいと述べています。3

やけどの後にできた厚い傷跡を扱った研究11件(491人)をまとめて解析し直したメタアナリシス(複数の研究を集めて再計算した研究)でも、間隔が調べられています。この解析では治療間隔を4週未満、4〜8週、8週超の3群に分けて比べました。ほとんどの指標で8週より短い間隔のほうが良い結果で、傷跡のスコア全体では4週未満が4〜8週より良好でした。レーザーの種類ではパルス色素レーザーの改善幅が最も大きくなりました。4

ただし、傷跡のスコア全体で4週未満の群と8週超の群はそれぞれ研究1件だけで、4週未満の群の研究はパルス色素レーザーを使った研究だったため、間隔の影響とレーザーの種類の影響を分けて見ることはできませんでした。パルス色素レーザーを使った研究も2件だけでした。4 研究者自身も、この比較は異なる研究同士を比べた探索的な解析で、一部の結果は研究1件に基づくため、根拠の水準は低いと認めています。治療回数の影響も切り分けられていません。4

赤い傷跡の治療全体で、根拠がどの程度しっかりしているかも知っておくと役立ちます。コクラン・システマティックレビュー(決められた方法で関連研究を漏れなく集めて評価した研究)は、肥厚性瘢痕とケロイドのランダム化比較試験15件(604人)を検討しました。パルス色素レーザーを受けた傷跡が治療しない傷跡より改善した可能性を示す根拠はあるものの、その確実性は低いと評価しています。6

くぼんだ傷跡:フラクショナルレーザーは1か月ごと?3か月ごと?

くぼんだ傷跡に使うフラクショナルレーザーには、間隔を直接比べた試験があります。デンマークで、両頬に同じ程度のくぼんだニキビ跡がある13人を対象に行われたものです。片方の頬は1か月間隔、もう片方は3か月間隔で、蒸散型フラクショナルCO2レーザーをそれぞれ2回受けました。最後の治療から1か月後と6か月後に、どちらがどの間隔かを知らない評価者が傷跡を確認しました。2

  • 両方の頬とも、くぼみがはっきり減りました。
  • 1か月間隔と3か月間隔で、改善の程度に差はありませんでした。
  • 満足度も両側で同程度で、副作用は軽く、間隔による違いはありませんでした。2

まとめると、同じ回数なら1か月ごとでも3か月ごとでも結果は同程度になりえます。少なくともこの試験では、間隔を詰めた側のほうがより良くなることはありませんでした。逆に言えば、肌の回復や生活の予定に合わせて間隔を選ぶ余地があるということでもあります。ただし13人が2回だけ受けた研究のため、回数が増えた場合にも同じかどうかはわかりません。

やけどの傷跡のメタアナリシスでは、蒸散型フラクショナルCO2レーザーが11件中6件で使われ、傷跡の赤み・柔らかさ・高さがいずれも改善しました。4 一方でコクランのレビューは、フラクショナルCO2レーザーや非蒸散型フラクショナルレーザーが厚い傷跡を減らすかどうかを判断するには、根拠がとても不確かだとしています。6 研究が小さく、方法もまちまちだからです。そのため最初から回数を決めてしまうより、毎回変化を確かめながら続けるほうが現実的です。

間隔を詰めれば早く良くなりますか?

そうとは限りません。間隔を決めるときは2つのことを併せて見ます。

  1. 肌が回復しているか:赤み・腫れ・かさぶたが落ち着く前に再び受けると、まだ回復中の肌にさらに熱が加わります。
  2. 色素沈着が起きやすい肌か:アジア人の肌で、フラクショナルレーザーの最も多い副作用は炎症後色素沈着(レーザーやけがの後に肌が茶色く濃くなること)です。アジア人へのフラクショナルレーザー治療をまとめたレビューは、低い密度(1回に開ける柱の数を減らす)で間隔を広げて回数を重ねる方法が、効果を損なわずに色素沈着のリスクが通常もっとも低いとまとめています。5

わかりやすく言うと、色素沈着が起きやすい肌では、強い照射を短い間隔で繰り返すより、弱めの照射を間隔をあけて回数を重ねるほうが、色素沈着のリスクを抑えやすいということです。

だからといって、間隔を長くすればするほど良いわけでもありません。前述のやけどの傷跡のメタアナリシスでは、8週より長くあけた群(研究1件)の改善幅はおおむね小さめでした。4 結局、間隔は「肌が回復して色素の反応が落ち着いた後、必要以上に空けすぎない」範囲で、一人ひとりに合わせて決めます。

レーザーの種類で異なるスケジュール

1段目は赤く盛り上がった手術傷跡の研究、3 2段目はくぼんだニキビ跡の研究2で使われたスケジュールです。3段目は考え方を示す例で、決まった間隔ではありません。5 実際のスケジュールは診察後に決めます。

何回受けるかはどう決めますか?

傷跡レーザーの回数を、あらかじめ1つの数字で決めることはできません。研究者も、適切な強さ・回数・間隔はまだ経験に頼る部分が大きいとしており、3 メタアナリシスでも治療回数は結果に影響する重要な要因でありながら、別に解析できなかったと付け加えています。4 ボニータクリニックの診療案内でも、回数は傷跡の深さ・範囲・肌タイプによって異なるとご案内しています。回数の見通しを立てるときに見るのは次の点です。

  • 傷跡の種類:問題が色だけか、凹凸もあるか
  • 深さと範囲:どのくらい深く、どのくらい広がっているか
  • 混ざり方:赤み・茶色・くぼみが一緒にあり、系統の違うレーザーを分けて使う必要があるか
  • 肌タイプ:色素沈着が起きやすい肌なら、強さを下げて回数を増やす方向で5
  • 傷跡ができた時期:まだ変化している新しい傷跡か、落ち着いた傷跡か
  • これまでの治療と、そのときの反応

そのためボニータクリニックでは、推奨回数と周期をあらかじめご案内したうえで、次の回は経過を見て決めます。最初に決めた回数をこなすことが目的ではなく、毎回何がどれだけ変わったかを見て、次の一歩を決める進め方です。

いつやめて、別の方法を考えますか?

レーザーは、肌の表面とそのすぐ下の浅い層の色ときめを扱う治療です。そのため回を重ねても変化が止まったなら、同じレーザーを足し続けるより、「何が残っているのか」を見直します。

数回受けた後、何が残っていますか?

  • 赤み・きめが少しずつ改善中同じ計画を続ける間隔・強さは反応を見て調整
  • くぼみの影がそのまま底を持ち上げる・ほぐす治療を検討癒着剥離・パンチ・脂肪注入
  • レーザー後に茶色く濃くなった次の回を延ばし、間隔を広げる強さ・密度を下げ、紫外線対策
  • 厚く盛り上がる・大きくなる注射・切除など別の治療を検討まずケロイドかどうか確認
レーザーの回数を増やすだけでは変わりにくい状態があります。色素沈着への調整はアジア人の肌の研究に基づきます。5
  • くぼみの影がそのまま残るなら:傷跡の底が下の組織に癒着しているか、ボリュームが失われている可能性があります。癒着をほぐす、狭く深い部分を持ち上げる、くぼみを満たすといった治療を検討します。方法ごとの違いは顔のくぼんだ傷跡ガイドにまとめています。
  • 傷跡が厚く盛り上がる、またはだんだん大きくなるなら:ケロイドや肥厚性瘢痕の可能性があります。コクランのレビューでも、厚い傷跡やケロイドに対するレーザーの根拠はまだ不十分でした。6 注射や切除などの別の治療も併せて検討します。詳しくはケロイド・やけどの傷跡ガイドをご覧ください。
  • レーザー後に茶色く濃くなったなら:次の回を急ぎません。色が落ち着くまで待ち、その後は強さと密度を下げ、間隔を広げる方向で調整します。5
  • 傷跡の線が広がっている、または引きつれるなら:ボニータクリニックでは、こうした傷跡はまず外科的修復で扱い、レーザーはその後に残った色ときめを整えるために使います。

反対に、赤みやきめが回ごとに少しずつでも良くなっているなら、同じ計画を続けながら、間隔と強さだけを反応に合わせて調整します。

新しい傷跡と古い傷跡で、始める時期は違いますか?

手術から間もない傷跡は、傷のふさがり具合によって異なります。ボニータクリニックでは、早すぎる時期は経過を見ながらケアし、傷跡が落ち着く時期に合わせて治療の順番を決めます。手術の傷跡をいつから扱うかは、手術の傷跡の治療時期ガイドで別にまとめています。

古い傷跡だからといって手遅れではありません。前述のやけどの傷跡のメタアナリシスでは、けがから12か月以上たってレーザーを始めた傷跡のほうが、12か月以内に始めた傷跡より赤みと高さの改善幅がむしろ大きくなりました。4 やけどの傷跡を対象にした探索的な解析なので、そのまま一般化はできません。それでも、時間のたった傷跡もレーザーの対象になりうることを示しています。ボニータクリニックでも古い傷跡を治療の対象と考えています。ただし落ち着いた傷跡は、組織をほぐして満たす過程が加わるため、新しい傷跡より段階が増えることがあります。

施術と施術の間には何をしますか?

間隔のあいだのケアが、次の回の計画を変えることもあります。ボニータクリニックがレーザー後にご案内しているケアは次のとおりです(ウルトラクリアの診療案内に基づくもので、機器や強さによって異なることがあります)。

  • 紫外線対策:外出時は日焼け止めをしっかり塗ります。
  • 刺激を減らす:1週間は刺激の強い化粧品やスクラブを避けます。
  • 保湿:保湿剤を十分に使い、肌のうるおいを保ちます。
  • 温度変化を避ける:熱いお風呂やサウナは避け、ぬるま湯で洗顔します。

レーザー後は機器によって一時的な赤み・腫れ・皮むけなどのダウンタイムが出ることがあり、まれに色素の変化が起きることもあります。血管レーザーの後には内出血のような紫色の変色が出ることがあり、レーザーの種類によっては水ぶくれの後の皮むけ、肌の色が薄くなる、皮膚が薄くなるといった副作用も報告されています。ただし、こうした副作用についての根拠の確実性はとても低いとされています。6 そうした反応が落ち着いたかどうかも、次の回を決めるときに併せて確認します。毎回、同じ場所・同じ光・同じ角度で写真を残しておくと、変化が止まったかどうかを判断しやすくなります。次の回の前に、新しく出た赤みや茶色い跡、強い日差しを浴びた予定があれば、あらかじめお知らせください。

ボニータクリニックの考え方

ボニータクリニックの進め方

  1. 1原因の確認どんな手術・けがか、時期、受けた治療
  2. 2順番を決めるくぼみ・引きつれが先、色ときめは後
  3. 3レーザーを分けて実施目的に合う機器を組み合わせ、間隔をあけて
  4. 4毎回の経過確認次の回と方法は経過を見て決定

同じ治療を繰り返すより、今の組織の状態が出発点です

傷跡のレーザーは麻酔クリームまたは局所麻酔で行い、当日お帰りいただけます(ニキビ・毛穴の傷跡の診療案内に基づく)。回復期間と通院の予定は、施術範囲と個人の状態によって異なります。

ソウルで相談できる傷跡レーザーの選択肢

ボニータクリニックは1995年の開院以来、同じ場所でチョン・グァンソプ代表院長(ブラジル形成外科専門医)が診療しています。レーザーが計画に含まれる傷跡について、カウンセリングで相談できるのは診療ページでご案内している次の内容です。

  • 傷跡の原因と時期、これまで受けた治療の確認
  • レーザーの前に、深い傷跡はパンチ・癒着剥離で持ち上げ、広いくぼみは脂肪注入で満たす治療
  • フラクショナル・CO2・血管・ピコレーザー、高周波マイクロニードルなど目的の異なる機器の、肌に合わせた組み合わせ
  • 広がったり引きつれたりした手術の傷跡は外科的修復を先に行い、その後レーザーで色ときめを整える流れ

どれが必要かは診察後に決まります。詳しくは顔の整形傷跡とニキビ・毛穴の傷跡のページをご覧ください。

計画と費用が人によって違うのはなぜですか?

同じ「ニキビ跡」「手術の傷跡」でも、必要な計画は大きく異なることがあります。計画、ひいては費用を左右するのは、傷跡がどんな状態で、どこまで治療が必要かです。

  • 傷跡の種類と混ざり方(色・きめ・くぼみ)
  • 範囲と部位の数
  • 組み合わせるレーザーの種類
  • 見込まれる回数
  • 癒着剥離・脂肪注入・手術を先に行うか
  • 肌タイプと色素の反応

対面診察後に最終的な計画とお見積り

最終的なお見積りは、対面診察で傷跡の種類、治療の順番、見込まれる回数がはっきりしてからご案内します。写真は、渡航を計画する前に選択肢を絞り込むのに役立ちます。

写真でわかること、対面診察が必要なこと

色・形・位置は写真に写るため、写真から始めるのはよい方法です。ただし、表面の下で起きていることは写りません。

写真でわかること

  • 位置・大きさ・形
  • 赤み・茶色などの色
  • おおよその範囲
  • これまでの施術後の変化

対面診察が必要なこと

  • くぼみの深さ
  • 底が癒着しているか
  • 硬さ・厚み
  • 肌の色素の反応
  • レーザーの強さと間隔

役立つ写真:傷跡の近くからの写真と少し離れた写真を、自然光の下でメイクをせずに撮ったもの。以前の治療前の写真や、これまでのレーザー後の写真があれば添えて、その施術を受けたおおよその時期もお書きください。写真と、傷跡の原因やこれまでの治療を簡単に書いてメッセージをお送りいただけます。

施術の間隔が数週間あく場合の通院計画

レーザーの施術は数週間から数か月の間隔をあけるため、傷跡レーザーの計画はソウルへの複数回の来院にわたることがあります。何回の来院が適切かは、傷跡の種類、癒着剥離・脂肪注入・外科的修復を先に行うかどうか、肌の反応によって変わります。そのため事前に決めず、カウンセリングで一緒に計画します。相談しておくとよい点:

  • 外科的な処置が必要な場合、それと最初のレーザーを同じ渡航の前後でどう組むか、その後いつからレーザーができる状態になるか
  • 肌の回復と渡航の予定の両方に合う間隔。くぼんだニキビ跡の研究では1か月間隔と3か月間隔で結果が同程度だったため、2 計画にある程度の余地があります
  • 滞在中も帰国後も紫外線対策を続けること
  • 毎回の施術後に日付入りの写真を残し、次の来院時に比べられるようにすること

帰国後、赤み・腫れ・痛み・かさぶたが落ち着かずにむしろ強くなる場合は、早めに医師に相談してください。

症例写真

ニキビ・毛穴の傷跡の診療ページに掲載している症例です。どの治療を何回受けたかは人によって異なるため、写真に写っている様子だけを記しました。結果には個人差があります。

ソウルで傷跡レーザー治療:何回、どのくらいの間隔で受ける? · 施術前後の写真 1
施術前施術後

頬に赤い跡と小さなくぼみが混ざっていた例

ソウルで傷跡レーザー治療:何回、どのくらいの間隔で受ける? · 施術前後の写真 2
施術前施術後

頬に茶色っぽいむらが広がっていた例

ソウルで傷跡レーザー治療:何回、どのくらいの間隔で受ける? · 施術前後の写真 3
施術前施術後

頬の毛穴と粗いきめが目立っていた例

※ 施術前後の写真は個人によって結果が異なります。副作用が生じる可能性があるため、医師と十分にご相談のうえご判断ください。

よくある質問

月に2回受ければ早く終わりますか?

レーザーの種類によって異なりますが、間隔を詰めれば早く終わるという根拠は不十分です。くぼんだ傷跡に使う蒸散型フラクショナルCO2レーザーでは、1か月間隔と3か月間隔で結果は同程度でした。2 やけどの傷跡のメタアナリシスでは4週より短い間隔のスコアが良好でしたが、パルス色素レーザーを使った研究1件から得られた探索的な結果です。4 アジア人の肌では、間隔を広げて回数を分けるほうが色素沈着のリスクは通常低いとされているため、5 間隔は肌の回復を確かめてから決めます。

前回のレーザーの赤みがまだ残っていますが、次の回を受けてもいいですか?

赤み・腫れ・かさぶたが残っている場合は、予約日になっていても、まず診察で回復の程度を確認します。特に茶色く濃くなる兆しが見えるときは、間隔を広げたり強さを下げたりする方向で計画を変えます。5

何回目から変化が見えますか?

傷跡とレーザーによって異なります。赤く盛り上がった傷跡に血管レーザーを4週ごとに照射した研究では、2回を超えて受けた後の16週ごろから目に見える変化が確認されました。3 そのため1〜2回で判断するより、同じ条件で撮った写真で数回分の流れを比べます。

他院で受けていたレーザーを、続けて受けられますか?

受けていただけます。どのレーザーをいつ、何回受けたか、その後の赤みが何日続いたか、色が濃くなったことがあるかを教えていただくと、計画を立てる助けになります。同じレーザーを続けるか、別の方法を先にするかも、その記録を一緒に見て判断します。

レーザーを続ければ、深いニキビ跡もいずれ持ち上がりますか?

そうとは限りません。レーザーは肌の表面と浅い層のきめと色を整える治療なので、底が下の組織に癒着していたり、ボリュームが失われたりした傷跡は、きめが整っても影が残ることがあります。その場合は癒着をほぐしたり満たしたりする治療を先に行い、レーザーは最後に残ったきめと色を整えるために使います。

カウンセリングの前に準備しておくとよいこと

  • 傷跡ができた原因(ニキビ・手術・事故・やけど)と時期
  • これまでに受けたレーザー:わかれば種類、回数、最後に受けた日
  • レーザー後の赤みが何日続いたか、茶色く濃くなったことがあるか
  • 同じ光の下で近くから・少し離れて撮った傷跡の写真、治療前の写真があれば併せて
  • この先数か月の大切な予定や、強い日差しを浴びる予定

ボニータクリニックは、ソウル特別市瑞草区江南大路565の3階、論峴駅(7号線)8番出口から徒歩約100mです。診療の流れは顔の整形傷跡とニキビ・毛穴の傷跡のページ、肌の再生レーザーはウルトラクリアのページでご覧いただけます。レーザー後の回復期間はウルトラクリアのレーザーガイドにもまとめています。

参考資料 (6)

本文の説明の根拠となる資料です。研究結果は一般的な傾向であり、個人の結果を保証するものではありません。

  1. Laubach HJ, Tannous Z, Anderson RR, Manstein D. Skin responses to fractional photothermolysis. Lasers Surg Med. 2006;38(2):142-149.doi:10.1002/lsm.20254組織研究(抄録):12人の腕に非蒸散型フラクショナルレーザーを1回照射し3か月観察。24時間で表皮の基底層がつながり7日で表皮が回復、色素を含む微小なかさぶたは7日以内に脱落、1日目に熱ショックたんぱく質が発現し7日目に新しい(III型)コラーゲンが増加(研究チームは傷の回復反応と解釈)、3か月で線維化なし — 施術の間隔をあける生物学的な根拠
  2. Bjørn M, Stausbøl-Grøn B, Braae Olesen A, Hedelund L. Treatment of acne scars with fractional CO2 laser at 1-month versus 3-month intervals: an intra-individual randomized controlled trial. Lasers Surg Med. 2014;46(2):89-93.doi:10.1002/lsm.22165左右比較のランダム化試験(抄録):くぼんだニキビ跡の13人に蒸散型フラクショナルCO2レーザー2回を1か月間隔と3か月間隔で比較。両側とも改善し、間隔による改善・満足度・副作用の差はなし
  3. Manuskiatti W, Fitzpatrick RE, Goldman MP. Energy density and numbers of treatment affect response of keloidal and hypertrophic sternotomy scars to the 585-nm flashlamp-pumped pulsed-dye laser. J Am Acad Dermatol. 2001;45(4):557-565.doi:10.1067/mjd.2001.116580傷跡を区画に分けたランダム化比較研究(抄録):赤く盛り上がった胸骨切開の傷跡10か所に585nmパルス色素レーザーを4週ごとに6回。強さによる差はなく、2回を超えた16週ごろから変化、2回を超えると改善が大きい傾向。強さ・回数・間隔はまだ経験に基づく
  4. Ma Y, Barnes SP, Chen YY, et al. Influence of scar age, laser type and laser treatment intervals on adult burn scars: A systematic review and meta-analysis. PLoS One. 2023;18(9):e0292097.doi:10.1371/journal.pone.0292097メタアナリシス(全文):成人のやけど後の肥厚性瘢痕に関する研究11件・491人。間隔4週未満・4〜8週がおおむね8週超より良好、パルス色素レーザーの瘢痕スコア改善が最大、12か月以上の傷跡で赤みと高さの改善が大きい。サブグループ解析は探索的で、一部の群は研究1件のみ — 瘢痕スコアの4週未満群(パルス色素レーザーの研究)と8週超群はそれぞれ1件で、間隔とレーザーの種類の影響は分けられない。パルス色素レーザーの研究は2件。治療回数は解析されていない。考察:傷の成熟期は通常12か月ごろまで続く
  5. Wat H, Wu DC, Chan HH. Fractional resurfacing in the Asian patient: Current state of the art. Lasers Surg Med. 2017;49(1):45-59.doi:10.1002/lsm.22579総説(抄録):アジア人へのフラクショナルレーザー。柱状の熱損傷でくぼんだ傷跡・厚い傷跡を治療。最も多い合併症は炎症後色素沈着で、低い密度で間隔を広げて回数を重ねる方法が効果を損なわずにリスクが通常もっとも低い
  6. Leszczynski R, da Silva CA, Pinto ACPN, et al. Laser therapy for treating hypertrophic and keloid scars. Cochrane Database Syst Rev. 2022;9(9):CD011642.doi:10.1002/14651858.CD011642.pub2コクラン・システマティックレビュー(抄録):肥厚性瘢痕・ケロイドのランダム化比較試験15件・604人。585nmパルス色素レーザーが無治療より良い可能性を示す根拠は確実性が低く、非蒸散型フラクショナル・フラクショナルCO2レーザーは非常に不確か。レーザー全体の根拠はまだ限られる。報告された副作用(痛み・紫色の変色・色が薄くなる・皮膚が薄くなる・水ぶくれ後の皮むけなど)も確実性はとても低い — 紫色の変色はパルス色素レーザーの研究で報告(全文の表で確認)

この記事について

執筆
ボニータクリニック
公開日

この記事では、一般的な医学情報とボニータクリニックの診療方針を分けてご説明しています。判断は一人ひとりの状態によって変わるため、診察の代わりにはなりません。

← ボニータ診療ガイドの記事一覧

✦Reservation

ご相談・ご予約のご案内

公式LINEでお気軽にご相談ください。診療時間外にいただいたお問い合わせは、次の診療日に順番にお答えします。

診療時間
平日09:00 – 18:00
火曜日10:00 – 18:00
土曜日09:00 – 15:00
日曜日・祝日休診

ソウル市瑞草区江南大路565 3階 ボニータクリニック · +82-2-3444-1535

韓国時間(UTC+9)基準 · ご予約はクリニックの確認後に確定します

  • 公式LINE

    LINEで無料相談

    友だち追加のうえ、いちばん気になっていることをメッセージでお送りください。写真がなくてもご質問いただけます。写真は気になる部位だけで、身分証は送らないでください。

    無料で相談する →
  • 症例写真

    施術前後の症例

    傷跡・再建と美容・整形の症例写真を、施術ごとにまとめてご覧いただけます。

    症例写真を見る →
  • Instagram

    日本向け公式Instagram

    ボニータクリニックの日本向け公式アカウントです。

    Instagram →
  • YouTube

    日本向け公式YouTube

    ボニータクリニックの日本向け公式チャンネルです。

    YouTube →
  • アクセス

    ご来院のご案内

    診療時間は韓国時間(UTC+9)基準です。ご来院の前に公式LINEでご相談ください。

    アクセス →